この度はこのような賞を頂戴し、大変嬉しく思います。タイトルの「露往霜来」は『露が降りる秋が過ぎ去って、霜の降りる冬が到来する』という意味になります。本格的に雪が降り出す直前の11月中旬、焼け走り溶岩流にはびっしりと真っ白な霜が降り、岩手山は朝焼けで真っ赤に染まる最高の瞬間に出会うことが出来ました。このコンテストを通じて岩手県の魅力がより多くの人に伝わる事を願っています。

本州で早めに紅葉のピークを迎える三ツ石山山頂付近で撮影しました。岩手の秋を感じられる場所なので是非沢山の方々に見て頂きたいと思います。秋の写真で受賞でき大変嬉しく思います。そしてこの作品を評価して頂きありがとうございました。

今回このような素晴らしい賞をいただき誠に光栄です。ありがとうございました。ここ住田町にある鏡岩せせらぎ公園は、気仙川にかかる親水公園として地元の方々に愛されています。元々ソーダ水のような美しい碧い水の気仙川なのですが、冬になると岩肌に真っ白な氷瀑が現れ、まるでアイスクリームのようです。天然のソーダフロートの出来上がりです。

大槌町の曳舟まつりは震災から7年ぶりに船出に成功しました。雨天で出航が危ぶまれただけに感極まった人々は桟橋伝いに船へと駆け寄って行きました。歴史的瞬間を一緒に喜んでいた宿の御主人、町役場の方々、滞在中大変お世話になりました

これらの作品は、地元の女性たちが古い着物を使用して、手作りで丁寧に作られているものだそうです。本当に残念なのですが、新型コロナウイルス対策のため、2021年は中止となってしまいました。来年は、また素晴らしい作品の数々を見られることを祈っています。

豊かな自然に囲まれ動物達と触れ合える機会が多くある岩手県。この日も雪が降る寒い日でしたが、優しい表情で娘を見つめるお馬さんと嬉しそうに撫でる娘の姿に心が温かくなりました。親子共にお気に入りの場所で、大好きなお馬さんとの1枚なので選んで頂きとても嬉しいです。ありがとうございました。

遠野は四季を楽しめる場所でもあり、星空も楽しめる場所です。皆さまにも是非遠野の四季を感じて欲しいので遊びにいらして下さい。

氷点下12度の中、海面から立ち上る毛嵐。朝日に照らされる光景は壮観で、寒さに耐えながらシャッターを切りました。その厳しい寒さの中で撮影した写真を選んで頂き大変嬉しく思います。ありがとうございました。

長年にわたり旅行者のワクワクを運び続ける八幡平の現役選手です。無駄を削ぐ最先端のモノとは異なり、良い意味で無駄を残した愛らしいボンネットバスの姿に魅了されました。これからも現役選手として、愛され続けて欲しいと願います。この度は、賞を頂きありがとうございました。

八幡平アスピーテラインの途中にある松尾鉱山跡地で納めた1枚です。八幡平の麓にある松尾鉱山資料館にて歴史を勉強してから改めてこの景色をみたらとても感慨深くなりました。また来年も行きたいと思います。今回はこのような素晴らしい賞を頂けて喜びの気持ちでいっぱいです。

三陸花火大会の朝、目的地へと向かう道中に見た絶景、初めて訪れた土地、初めて見る景色を一枚に写す事が出来たと思ってます。

コロナ禍からやっと少し前に踏み出せ日常を取り戻せた今だからこそ、ありがたみの深い、生きた心地がした、夢のような夜でした。写真を始めて出会えた人達ともですが、この新しく始まる花火大会とプレイベントにご尽力下さった岩手、陸前高田の方々に感謝申し上げます。

入選に選んで頂きありがとうございます。また、この景色を今年もみれたら良いなぁって思います。

早朝霧の中に浮かび上がる独特な米の物干しスタイル「穂仁王」(ほんにょ)がとても幻想的でした。このような原風景を見られる環境にいる事に感謝し、大切にしていきたいと思います。この度は受賞頂きとても嬉しいです。ありがとうございます。

岩手の冬の風物詩｢新巻鮭｣。震災から10年、食べて応援することぐらいしか三陸復興に役立てないので、少しでも三陸の海の幸を皆さんに知っていただきたく撮影しました。