2019年に開催された「#iiiwateフォトコンテスト」の受賞作品 (左から):三浦尚子さん、栗田康さん、@ktama_1211さん、鈴木雄二さん、dameganeさん
岩手県が2020年7月7日から9月30日まで開催した 「#iiiwateフォトコンテスト2020 Spring & Summer」へたくさんのご応募を誠にありがとうございました。 素晴らしい作品の中から選ばれた入賞作品をここに発表いたします。
思いがけない知らせに驚いています。風景写真としてのクオリティより、ファクト※を記録したことが評価されたのだと思います。宮古市在籍当時は、すでに退職された管理監はじめ危機管理課のみなさまには大変お世話になりました。若い世代が安心して暮らせるよう、今後ともご活躍を遠方よりお祈りしています。
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※作品の背景を補足するため、northern_sheepさんが写真応募の際に投稿したコメントを掲載します。 ”今年、宮古市では新庁舎への移転が完了し、これに伴い旧庁舎が解体された。もう少し早く来たかったが、ギリギリまだ形があるうちに来ることができた。津波を乗り越えた庁舎であり、震災後少しの間、通っていた建物の姿は、一つの転換点を見たようで、なんとも感慨深いものだった。”
奥州市水沢の水沢競馬場での満開の桜並木です。まさか受賞をいただけると思いませんで、喜ばしく思います。水沢競馬場の桜並木は見事なものです。ぜひ一度は見に来ていただきたい場所と思います。
初秋の八幡平はちまんたい。白樺の木々の間から差し込む木漏れ日を浴びながら、のんびり散歩する光景をイメージして撮影しました。新型コロナウイルス感染拡大の影響で不安な日々が続く中、今回このような賞を頂き、この上ない励みになります。この度の受賞、心より感謝いたします。ありがとうございました。
収穫間近の黄金色の稲穂とアバッセたかたの街明かりを合わせて撮影しました。撮影地はかつて土砂置き場で今年ようやく米作りが再開した地区です。季節の移ろいと共に稲が成長する様子を街中から見ていると、それだけで復興がまた一歩進んだように感じた1年でした。震災の困難を乗り越えて稲作に励む農家さん本当にお疲れ様です。これからも応援しています!この度はこのような賞にご選出いただき誠にありがとうございました!
地域の方々総出で植樹された桜の苗木が20数年経ってこのような素晴らしい風景となりました。その当時の皆様の願いやご尽力を思うと、感動と感謝の気持ちでいっぱいになります。コロナで世の中が一番大変で不安な頃、会えない家族や友人を想いつつ特別な思いで眺めた景色です。
一見普通の花火の写真だ。しかし、改めてよく見ると、釜石大観音、釜石港の象徴・ジブクレーン、復興支援の一環ではるばる大阪からやってきた紅白のガントリークレーン。それをバックに打ち上がる大曲の職人による花火。そして、それを帰省してきた家族と見上げる。釜石の歩みと繋がりが凝縮された、釜石らしい景色が見えてくる。改めて写真と向き合って私も気づかされた。その機会をいただけたことに感謝したい。
よく「田舎は何も無い」と聞くことが多いですが、よく周りを見てみると思ってるより素敵な景色があったりします。田舎だからこそ見ることが出来る景色やものや人の温かさがあり、ふと故郷を思い返してみたくなる…そんな1枚になってくれたら嬉しいです。
この度は私の作品を選出くださり、大変光栄です。撮影するにあたり、事前に波の情報をキャッチして、現地に向かいました。この日、サーファー及び関係者の方々が、ボランティアで清掃活動を行ってから、海に入られていました。この浪板なみいた海岸への深い愛を感じました。
震災で大きく変化した街並み。でもみんな三陸が大好き!って気持ちは変わらない。新しい街と車両を一緒に写したくてここを選びました。
この度は受賞ありがとうございました。撮影地の「ひろのまきば天文台」は、3年前に写真を撮り始めた頃に初めて天の川を撮影した場所でした。星が撮りたくて何度通ったことでしょう。この思い出がたくさん詰まった場所で撮影した写真が選ばれたことを非常に嬉しく思います。多くの人がこの写真をみて、岩手の星空を見に来ていただけると嬉しいです。
広大なひまわり畑でSL銀河の汽笛が聴こえ近づいてくるのが見えるとワクワクドキドキが止まりませんでした。そして、この撮影場所を提供していただいた家主様や、ご一緒したみなさんの優しさと楽しい時間で撮れた思い出深い写真です。その1枚を選んでいただきありがとうございました。この繋がったご縁を感謝いたします。
この度はこのような賞をいただき、ありがとうございました。芸能の宝庫と言われる岩手県が、今年は太鼓や笛の音色が全く聞こえずとても寂しい年となってます。しかしながら下を向いてばかりはいられないと、しっかりした対策をして少しづつではありますが活動を再開し始めた団体も増えてきました。仏様の化身と言われる鬼が、人々の願いを込めて無病息災・悪霊退散の舞を月夜の晩に人知れず踊っている姿です。
この度は、誠にありがとうございます。そして、夏の暑い日に、盛岡冷麺を作ってくれた嫁にも感謝しています。写真では分かりにくくなってますが、スープに何個か氷が入っていて美味しさ倍増でした。冷麺は、盛岡三大麺の一つで、他県の焼肉屋の看板は「焼肉・ラーメン」が普通ですが、こちらでは「焼肉・冷麺」だらけです。今年は、コロナ禍のために大阪の孫たちと一緒に食べられないのが残念です。
この度は賞を頂戴し、誠に有難うございます。知り合いの食品会社の社長が、「岩手は日本のヨーロッパの様だ」とおっしゃられてましたが、風土に恵まれ素晴らしい食材を提供し続ける岩手県。その恵みを間近で感じ取れる写真を、撮影出来たと思います。これからも豊かな恵みを生み出す岩手県を誇りに思いたいです。
この度は入賞に選んでいただきありがとうございました。この写真は奥中山高原へ行った時の1枚です。青空の下で自然いっぱいの景色を眺めながら食べたジェラートはとても美味しく心まで癒されました。たくさんの方にもっと岩手の素晴らしさを知っていただけたら嬉しいです。
思いがけない知らせに驚いています。風景写真としてのクオリティより、ファクト※を記録したことが評価されたのだと思います。宮古市在籍当時は、すでに退職された管理監はじめ危機管理課のみなさまには大変お世話になりました。若い世代が安心して暮らせるよう、今後ともご活躍を遠方よりお祈りしています。
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※作品の背景を補足するため、northern_sheepさんが写真応募の際に投稿したコメントを掲載します。
”今年、宮古市では新庁舎への移転が完了し、これに伴い旧庁舎が解体された。
もう少し早く来たかったが、ギリギリまだ形があるうちに来ることができた。
津波を乗り越えた庁舎であり、震災後少しの間、通っていた建物の姿は、一つの転換点を見たようで、なんとも感慨深いものだった。”